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育児ストレスで脳機能低下!? まずは自分の「快&不快」を知る

育児ストレスで脳機能低下!? まずは自分の「快&不快」を知る

2018.03.21 | 品川裕香

育児ストレスが限界…と思いながら、誰にも相談できないママは意外とたくさんいます。

 

そんなママたちに、福井大学子どものこころの発達研究センターが進めている研究を紹介します。

 

育児ストレスが脳に及ぼす影響

 

2月5日の記者発表によれば、就学前の子どもを育てているママたち30名にfMRI(機能的磁気共鳴画像法)を使用した脳機能を測定する実験を行った結果、子育てをしていて気分が落ち込むと脳の右下前頭回の活動が低下することが分かりました。

 

脳のこの場所は、大人の表情から気持ちを読み取るのに関係する部位

 

一方、子どもの気持ちを推測する部位には変化が見られなかったそうです。

 

ストレスが悪循環を生む

 

子育てをしていると、誰でもストレスは溜まります。

 

ストレスが溜まれば、気分が沈むこともあり、それが重なればひどく落ち込んだりもするでしょう。

 

そうすると同大の発表によれば、他者の表情から気持を読み取る力が弱くなるわけで、相手の気持ちを読み取る力が弱まれば、対人関係は悪化するでしょうからますますストレスが溜まります

 

そういう状態が続けば、病気になるなど身体に影響が出たり、自他への攻撃性が高まったり、最悪の場合、子育てを続けるのが難しくなったりすることもあるでしょう。

 

自分が「楽しい」と感じることを知る

 

まだまだfMRIは廉価で使える機械ではないし、この方法もシステム化されていませんが、脳の活動状態の視覚化が容易になれば、心が折れてしまう前にストレスに気づけるようになるかもしれません。今後に期待大、です。

 

それまでは、やはり自分に合ったストレス発散方法を見つけ、日々実践することが大事。

 

まずは、自分にとって何が「快」なのか気づくところからはじめることをおすすめします。

― おとずれるたびに、いい発見。EPARK ―

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品川裕香

品川裕香

教育ジャ-ナリスト・編集者。文部科学省中央教育審議会委員。元内閣教育再生会議委員。出版社で雑誌・書籍の編集に携わった後、独立。教育・医療・社会問題を異文化理解・予防的観点から取材執筆。著書に『いじめない力、いじめられない力 60の〝脱いじめ〟トレーニング付』(岩崎書店)、「『働く』ために必要なこと: 就労不安定にならないために」(筑摩書房)など多数。

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