季節を感じる、暮らしの知恵サイト季節を感じる、暮らしの知恵サイト

  • twitter
  • facebook
  • follow us in feedly

tomoni子育て > 【読み聞かせコラムvol.5】おもちゃの取り合いで手が出てしまう子には

【読み聞かせコラムvol.5】おもちゃの取り合いで手が出てしまう子には

【読み聞かせコラムvol.5】おもちゃの取り合いで手が出てしまう子には

2017.12.08 | 小阪有花

保育園の現場で活躍中のチャイルドカウンセラー、小阪有花さん。ママやパパがお子さまに伝えたいけど上手に伝わらないお悩みをストーリーを交えてお答えする連載です。

 

物語は毎回そのお子さまに合わせた内容になっていますので、読み聞かせてあげたり、子育ての息抜きに見てみてくださいね。

 

5回目となるお悩みは、東京都にお住まいの30歳、3歳の男の子のママからです。

 

「子どもがお友だちと遊んでいて、おもちゃを取られたり気に入らないことがあると手を出します。人が嫌がることはしないよ、とちゃんと話して叱ってもやっぱり直りません。そのうち直るだろうとも思いますが、お友だちに怪我をさせたりする前にいけないことと分かってもらいたいです」

 

物語

 

2、3歳のおもちゃの取り合いは、人生の勉強で必ず起こることです。むしろ、このおもちゃの取り合いなくして、譲り合いの精神を学ぶことはできないと思います。

 

まぁこれは言いすぎですが、何が言いたいかというと、自分の好きなものを主張することも大切だし、人に貸してあげる思いやりも大切。このバランスを上手く扱えるようになるために、おもちゃの取り合いは起こります。

 

おもちゃの取り合いがあった時に大切なことは、「それをなくそうとすること」ではないと私は考えます。おもちゃの取り合いが起こった時、順番に使うよう根気強く教えてあげることが大切です。

 

おもちゃの取り合いで手が出る理由は、自分の好きなものが他人に奪われる危険性を感じ行動に移しています。よく「貸してって言わないと貸してもらえないんだよ」と教わり、貸してだけを覚える子を見るのですが、これだと貸してと言われたら貸してあげないといけないんだ! と認知し、貸してと言われた段階で防御として手が出てしまいます。

 

なので、まずはおもちゃの取り合いの際、「貸して」と言わないと貸してもらえないことを教えるのと同時に、貸してとお願いして初めておもちゃが回ってくる順番の権利が得られることを教えます。

 

会話的には「貸して」「ちょっと待っててね。遊び終わったら貸してあげるからね」または、「時計の長い針が○になったら貸してあげるね」など。会話のやりとりができ、意味が理解できるようにすることが大事です。

 

おもちゃの取り合いで手が出てしまうのは、とくに男の子ではありがちな話。だからこそ、お友だちをぶってはいけないことを教えるのと同時に、会話のやりとりの方法を教えてあげてください。すぐにはできないかもしれませんが、おもちゃの取り合いから早く卒業させることができますよ。

 

子育てのお悩み募集中!
お子さんの成長や性格、勉強のことなど気になることがありましたら、tomoniのTwitter(@MediaTomoni)まで気軽に相談をお寄せください。

 

関連記事

【読み聞かせコラムvol.4】食べものの好き嫌いをする子には

【読み聞かせコラムvol.3】家だとルーズになりすぎてしまう子には

【読み聞かせコラムvol.2】子どもに優しくしたいのに言い過ぎてしまう時は

― おとずれるたびに、いい発見。EPARK ―

キーワード

小阪有花

小阪有花

チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター。2009年にグラビアアイドルを引退後、憧れの保育の仕事に就き数々の保育園で働く。その経験を活かし、2015年春より保育園のコンサルタントをはじめ『ウィズママ保育園』をプロデュース。子どもが常に笑顔でいられる環境づくりを目指している。

投稿記事一覧を見る
季節を感じる、暮らしの知恵サイト

この記事が気に入ったら、
フォロー、いいね!しよう