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子どもの嘘にどう対応する? チェックすべき2つのこと

子どもの嘘にどう対応する? チェックすべき2つのこと

2017.11.13 | 品川裕香

よくいただくご相談に「子どもが嘘をつくのだが、効果的なしつけ方法が分からない」というものがあります。

 

子どもが嘘をついた時の対応

 

子どもの年齢は幼児から小学生までさまざまですが、こういうご相談をされるママたちの話に共通することがあります。

 

・子ども時代は嘘をつくもの。厳しく叱りつけたり、なぜ嘘をついたのか問い詰めたりするのはNGなので、望ましくない行動を取ったら無視し、望ましい行動を褒める

・嘘をつくのは寂しかったり愛情不足の証拠。一緒に何かやるなど愛情を具体的に伝える

・子は親の鏡。変えるべきは親の態度

 

しかし、「実際そのようにしているのに一向に子どもの嘘つきが改善しない」という悩みを持つママも多いのです。

 

チェックすべきポイントは2つ

 

子どもが嘘をつく場合、チェックすべきポイントは2つあります。

 

まず、嘘が規範(社会のルールや倫理など)に触れるものかどうかという点について。それが規範に触れると思われるものなら無視をしたりなどせずにその場で指導することが大事です。

 

その際、「嘘をついたらダメでしょう!」と頭ごなしに叱らないこと。

 

頭ごなしに叱ると「叱られた」という事実だけが残り、「なぜ」叱られたのかが分からないままというケースが少なくありません。

 

確かに「叱られた」という事実だけでも子どもの行動が変容(嘘をつかなくなる)する場合はありますが、「なぜ」その言動がよくないのか実質的に理解していないと、別の場面で似たような問題行動を取ってしまう可能性がでてきます。

 

何が望ましい言動かを具体例を示しながら、「なぜ」その言動がよくないのか説明するよう心掛けてください。

 

意味を理解しているか確認する

 

2つめに確認したいのは、自分が嘘をついたことを本人が理解しているかどうか(メタ認知があるかどうか)です。

 

分かっているけれどちょっと話を盛ったり、嘘をついている自覚があったりするならいいのですが、そうではない場合は「今、どういう意味で(その言葉を)使ったか」確認し、修正しておく必要があります。

 

ホワイトライ(誰かのためになる嘘)ならいい、などという人もいますが、将来の逸脱の可能性を考えたらそういうわけにもいきません。

 

規範意識やメタ認知の涵養は、一朝一夕でできることではありません。「子どもの嘘」とひとくくりにせず、毎回「どうして」なのか一緒に考えて対応することが大切です。

― おとずれるたびに、いい発見。EPARK ―

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品川裕香

品川裕香

教育ジャ-ナリスト・編集者。文部科学省中央教育審議会委員。元内閣教育再生会議委員。出版社で雑誌・書籍の編集に携わった後、独立。教育・医療・社会問題を異文化理解・予防的観点から取材執筆。著書に『いじめない力、いじめられない力 60の〝脱いじめ〟トレーニング付』(岩崎書店)、「『働く』ために必要なこと: 就労不安定にならないために」(筑摩書房)など多数。

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