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【読み聞かせコラムvol3】家だとルーズになりすぎてしまう子には

【読み聞かせコラムvol3】家だとルーズになりすぎてしまう子には

2017.09.19 | 小阪有花

保育園の現場で活躍中のチャイルドカウンセラー、小阪有花さん。ママやパパがお子さまに伝えたいけど上手に伝わらないお悩みをストーリーを交えてお答えする連載の第三弾です。

 

物語は毎回そのお子さまに合わせた内容になっていますので、読み聞かせてあげたり、子育ての息抜きに見てみてくださいね。

 

Vol.1「なかなか『ごめんなさい』が言えない子どもの気持ち」

Vol.2「子どもに優しくしたいのに言い過ぎてしまう時は」

 

3回目となるお悩みは、北海道にお住まいの37歳、5歳の男の子のママからです。

 

「最近早寝ができなくて、夜遅くまで起きていてなかなか寝てくれません。早く寝かせたくてもテレビ見たり遊んだり、歯磨きやお風呂入るのも嫌がって結局時間ロスして寝る時間が遅くに…。そして、夜遅くなるので朝は起きられず、着替えもごはんもぐずってバタバタになってしまいます」

 

物語

 

子どもは遊んでるだけでいいなぁ、なんて思ってる大人は少なくありません。

 

でも、保育園(幼稚園)にいけば、いろいろな子がいます。仲よく一緒に遊んでくれる子もいるけれど、毎回自分が遊びたい遊びができる訳ではありません。使ってるおもちゃをとられてしまったり、のんびりしていたいのに競争がはじまったり、嫌いな食べ物を食べなさいと言われたり、寝たくないのに横になりなさいと強制的に寝かせられたり…。

 

保育園は楽しい場所だけど、集団行動はやはり大変で、子どもにとっては、楽しいけど気疲れする場所でもあります。

 

そんな子ども社会を終えた後なので、家に着いた途端、体がリラックスモード、開放的な気持ちになるのだと思います。

 

5歳の子ならなおさら、自分の好きなもの、こだわりなどがはっきりしている歳なので、“自分”をしっかりもっています。だから、だれにも邪魔されない家での空間を、楽しもうとしているんですね。

 

しかし、いくらリラックスしてるからとは言っても、夜遅くまで起きているのは、やはり体によくないですよね。寝不足は疲れを引きずり、不機嫌になりぐずぐずになってしまい大変ですよね。

 

そうならない為に、まずしてもらいたいことは、保育園から家までの道をまっすぐ帰るではなく、少し寄り道をしたりして、楽しい時間を一緒に過ごしてほしいです。

 

遊びに夢中になり夜寝られないのは、好奇心が満たされてない状態なので、脳を刺激してあげることが一番だと思います。普段目を向けないことに目を向けてみたり…。たとえば、本屋さんによって、普段見ないであろう本のコーナーに行って、これが何かと教えてあげたり。

 

考える時間、知る時間を増やすことで、気持ちは満たされ、夜自然に眠くなることがあります。

 

それでも、5歳は体力があるので、少し立ち寄ってみただけで満たされるかと言うと、なかなか難しいかもしれません。そんな時は、寄り道をする時、約束をすることをおすすめします。

 

「今から○○をしようと思うんだけど、どうかな?もし楽しそうだと思ってくれたら、一緒にしてみよう!その代わり、夜の9時に必ずお布団に入ること。おもちゃは7時から30分だけ遊んでいいからね」と、ちゃんと具体的な約束することが鍵です。

 

それで少し帰りが遅くなってしまっても気持ちは満たされ、結果スムーズに寝てくれると思います。子どもの開放的な気持ちを尊重しつつも、スケジュールを一緒に決めて行動してみてください。

 

子どもと一緒にスケジュールをたてることは、私もよくやりますが、2人で濃密に決めたものほど必ず守ってくれます。

 

計画をたてることは、今後の人生においても必ず役に立つスキルです。ぜひ、これをきっかけにチャレンジしてみてください。

 

それでも約束が守れなかったら、自分で決めたことに責任が持てなかった結果として、おもちゃの時間を明日減らすなどの提案をしたりして、約束を守れるよう交渉してみてはいかがでしょう。

 

自分で決めたことを守れるようになれば、進んで自分で決めて行動できるようになります。お子さんの自律を応援していますね。

 

子育てのお悩み募集中!
チャイルドカウンセラーの小阪さんが今回のように、お父さん、お母さんの子育ての悩みに回答してくれる、tomoni投稿企画を実施します。お子さんの成長や性格、勉強のことなど気になることがありましたら、気軽に相談をお寄せください。募集がスタートしたらtomoniのtwitterでお知らせします♪

 

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小阪有花

小阪有花

チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター。2009年にグラビアアイドルを引退後、憧れの保育の仕事に就き数々の保育園で働く。その経験を活かし、2015年春より保育園のコンサルタントをはじめ『ウィズママ保育園』をプロデュース。子どもが常に笑顔でいられる環境づくりを目指している。

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