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【読み聞かせコラムvol.1】なかなか「ごめんなさい」が言えない子どもの気持ち

【読み聞かせコラムvol.1】なかなか「ごめんなさい」が言えない子どもの気持ち

2017.08.10 | 小阪有花

保育園の現場で活躍中のチャイルドカウンセラー、小阪有花さん。ママやパパがお子さまに伝えたいけど上手に伝わらないお悩みをストーリーを交えてお答えします。

 

物語は第二・第四土曜に公開予定。毎回そのお子さまに合わせた内容になっていますので、読み聞かせてあげたり、子育ての息抜きに見てみてくださいね。

 

初回となるお悩みは、埼玉県にお住まいの27歳、3歳女の子のママからです。

 

「悪いことをして叱ったときに『ごめんなさい』をなかなか言いません。『ありがとう』や『ごめんなさい』を言うことの大事さを教えているつもりですが、ちゃんと言える子になってほしいです」

 

物語

言葉にするまで少し待ってみる

「ごめんなさい」がなかなか言えない子どもは実は少なくないんです。「ごめんなさい」という言葉がでてこないと、心配になってつい強い口調で注意したくなりますよね。

 

でも、すぐにごめんなさいがでてこない時に、気持ちがあっても声に出すところにまで、辿り着いてない場合があります。

 

私たち大人にも、そうゆう時ってありませんか?

 

自分がいけないことをしたかもしれない。でも相手だって悪いところあるし…と、悪いとわかっていながらも、なんとなくすぐには謝る気持ちになれなくて悶々とする感じ。

 

子どもにもそういう時があって、でも、悶々としてる感情を言葉で伝えるスキルがまだないので、黙りこんでしまうんです。

 

でも、注意されたから、そうなのかなぁ?自分が悪かったのかな?と幼心で考えます。そんな、一生懸命考えてる時に、謝りなさい!て何度も言われても…謝れないですよね。

 

一生懸命、自分のしたことを考え、向き合おうとしてる時に、あれやこれや言われたら、大人だって、嫌になって余計謝りたくなくなってしまうかもしれません。

 

この、“謝る”に関していうと、大人は子どもに謝罪の言葉を早く要求しすぎてしまう場合があります。真っ直ぐに育ってほしい気持ちがあるからこそ、こちらも熱くなってしまうんですよね。

 

それでも、もし悪いことをして、謝らないことに不安になっても、あまりしつこく言わずに要点だけを伝えてあげてください。それでも謝らなければ、「本当はわかってること、知ってるから。気持ちが落ちついたら、ごめんねって言ってくれるの。待ってるね」と、伝えてあげるといいと思います。

 

このやりとりは私もよく保育園であります。

 

でも、無理やり言わせて、気持ちがこもったごめんねを聞けたことがありません。むしろ、「先生はわかってるよ。素直になれないって苦しいね」と謝れない気持ちに共感した後の方が、子どもは落ち着いて行動したり、寄り添ってくれたり、後から時間をかけて、ごめんね。とボソッと言ってくれたりします。

 

その時に、謝ってくれてありがとう。と感謝を伝えてあげれたらいいですね。要点だけ伝えたら、あとは子どもの理解しようとする気持ちを信じてみてください。

 

子育てのお悩み募集!
チャイルドカウンセラーの小阪さんが今回のように、お父さん、お母さんの子育ての悩みに回答してくれる、tomoni投稿企画を実施します。お子さんの成長や性格、勉強のことなど気になることがありましたら、気軽に相談をお寄せください。募集は8月後半から開始予定です♪

 

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小阪有花

小阪有花

チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター。2009年にグラビアアイドルを引退後、憧れの保育の仕事に就き数々の保育園で働く。その経験を活かし、2015年春より保育園のコンサルタントをはじめ『ウィズママ保育園』をプロデュース。子どもが常に笑顔でいられる環境づくりを目指している。

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