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何からどうすればいいの?プロが教える「保活」の始め方

何からどうすればいいの?プロが教える「保活」の始め方

2017.06.06 | 横山かおり

結婚しても仕事を続けたい。子どもはかわいいけど働きに出たい。共働き夫婦がどんどん増える中で、問題はやはり子どもの保育園。

 

昔はなかった「保活(保育園を探す・決める活動)」という言葉。いったいいつから、どんなふうに「保活」を始めれば保育園に入れるのか

 

そこで今回は保活中のパパ・ママに様々な「保活アドバイス」を提供している、一般社団法人ソーシャル・エンパワメントの代表、長岡さんにお話を伺ってみました。

 

「保活」の基本的な部分から教えていただきましょう!

 

保活の基本的な流れ

 

「保育園に入れたい」と思ったら、何から始めたらいいですか?

 

「まずはお住まいの市区町村の情報を集めるところから始めましょう。ホームページで『保育園入園案内』を入手したり、入園担当窓口に電話または直接出向きます。そこで以下を伺いましょう。
・復帰時期や希望の保育時間を伝える
・どのような保育サービスが利用できるのかを聞く
・いつどのように申し込むのかなどを確認
認可外保育施設についての情報提供をしている自治体も増えてきているので、あわせて確認するといいですね」

 

特有のサービスも増えてきているので、通える範囲の保育施設を調べておきたいですね。情報集めができたら、次は何をしたらいいでしょうか?

 

「この段階で、『保活』の全体像がおおむね見えてきます。市区町村経由で入園審査が行われる保育施設への一時申し込みは、11月~1月がほとんどです。その申し込みを前提としてなるべく早く、それ以外の施設・サービスで預け先を確保してください。通える範囲の園をリストアップして、園のホームページや電話などで、空き状況や申込手続きを確認し、見学や事前申し込みなど、できることは前倒しで行っておきます。活動を始めてみると通える範囲では保育園の確保が難しいと気づくかもしれませんが、それでも早く始めることで選択肢を多く持つことができます」

 

保活を成功させるには、フルタイムじゃないと無理?

最近では、フルタイムで働いていても保育園に落選することもよくある話。ということはフルタイムじゃないと保活は基本的に無理、ということでしょうか?

 

「入園審査の基準は、その施設がどのような形態をとっているかにより異なります。市区町村経由で入園審査が行われる保育施設・サービスは、保護者が保育を必要とする度合いを、就労の状況や家族・健康その他の理由から『指数』『点数』という形で点数化します。同じ年齢を希望する申請者の中で、点数の高い順から優先的に、希望の施設の入所が決まっていきます。一般的に、夫婦で外勤・フルタイムであることがもっとも得点が高くなるよう設定されています。ここで点数が並んだ場合は『住民税』が関係してきます。『納税額が低い人のほうが、優先度が高い』という項目がある場合が多いため、一律にフルタイムが有利ということも言えません。一方、認可外保育施設での審査基準は園ごとに異なりますので、それぞれに園に確認する必要があります」

 

「我が家は生活が厳しいけど、フルタイムじゃないから保活は無理だわ」なんて思う必要はない、ということですね。いずれも、まずは市区町村に確認してみることが第一歩です。

 

希望の保育園に入れるために

 

「『希望の園に入れる』の定義は、ご家庭によってさまざまだと思います。ただ、その定義が、家族が納得し、子ども自身が楽しく通える園に入れることだとすると、プロセスとして大事なのは
・早めの情報収集と活動
・保育園に求めることに優先順位をつける
・条件に当てはまるものから計画的に活動する
この3つに尽きます。また『いろいろな条件面でいいから』ということだけで決めた後、結局、園の方針や雰囲気などが家庭の方針や子どもの性格に合わなければ、また保活をやり直すことにもつながりかねません」

 

保育園は大切な我が子を預ける場所。信用・信頼できることや子どもが楽しんで通えるところを第一に選ばなければいけないですね。

 

「実際に過去のケースで、自宅から一番近い園に4月入園して早々、園への疑心暗鬼が募り、転園したいとご相談に見えた方もいらっしゃいました。ぜひ、入園申請を出す園については事前に見学し、どんな先生がいるのか、普段子どもたちはどんな風に過ごすのか等を五感で感じ取り、疑問な点があれば遠慮せずに園長先生やスタッフに確認することをおすすめします」

 

実際に見に行って保育園に通っている子どもたちの様子を見るだけでも、気持ちが動かされるかもしれません。

 

上手に「保活サービス」を活用してみよう

 

長岡さんが代表を務める社団法人では「保活アドバイザーサービス」を提供しているとのことですが、どんな人・どんなときにこのサービスをおすすめしていますか?

 

「保活アドバイザーサービスは、『保活』のこんな悩みに応えるサービスです。
1、赤ちゃんを抱えての保活はたいへん。「役所に出向く」「ネットで認可外の情報を調べて絞り込む」「電話で問い合わせをする」「見学に行く」など、小さなお子さんを抱えながら行うのは大きな負担。
2、どこから手を付けていいかわからない。保育園と幼稚園の制度の違い、自分の住んでいる地域の保育施設の種類、保育内容や評判などの情報が1か所にまとまっていないため、それを自力で集めるのはとても手間がかかる。情報を知らないままになってしまうことも。
3、遠くに住んでいて、現地の情報が取れない。保育園のある地域から遠く離れた場所にいたり、土地勘がない場合は情報の比較や見極めが難しかったり、手続き自体が遅くなってしまうことがある。
これらは、保活アドバイザーを利用することで、情報集めにかかる作業をアドバイザーに任せて、早く・楽に・的確に保活をスタートできる、見学や書類集め、電話問い合わせなどがご自身で難しい場合でも、活動代行により進められる、行政、事業者等の事情に精通したアドバイザーからの助言により、情報の見落としや無駄な作業を防止できるなどのメリットが生まれます」

 

育児で毎日バタバタなうえに、保活というストレスもかかってくるとママはもうたいへん。なんとなく保活に向けて不安がある方でも、まず無料カウンセリングで話を聞いてみることからできる、このサービスがあることを知っていると心強いですね。

 

保活にお悩みの方は、一度相談してみると悩みがスッキリするかもしれません。

 

ワーキングママの保活体験談

 

今回は、4月から復職し去年保活に励んでいたママから、実際に保活の体験談も伺ってみました!

 

Maki さん(人気インスタグラマー)の場合

 

1、区役所に行く。29年度保育園申し込み案内をもらう。

 

2、認証保育園、無認可保育園を探す。認証保育園、無認可保育園は電話で情報ゲット(認証保育園は区をまたいで入所可)。

 

3、3か月後、再び区役所へ。申し込み要綱の冊子が新しくなっていることが発覚! 新園の情報が入っている(新園は敬遠されがちという情報もGET)。

 

4、申し込む園に足を運んでみる。行ってみたらかなり古い園舎だったり坂がキツいところも。実際に見学に行くことで大幅に希望順位変わりました。

 

5、申込み書記入&提出。提出は混んでないだろう早めの日に。そこで再び区の職員さんに相談しました。職員さんのアドバイスを参考に希望園の順番を入れ替えたら、第三希望の園に決定! 前年の申し込み数とか把握している職員さんの話を聞いて、順番を入れ替えてよかったと思いました。

 

やっておけばよかったのは、「すべり止めの認証保育園は産む前にチェック」「認可外も同じ」「保育園解放日にできるだけ見学」でした。

 

区役所にはたまに足を運んで、子どもがお昼寝している間にじっくり話を聞いて、最新版の資料は常に貰っておくとよさそうです。

 

早め早めが重要

ここでもやはり見学必須。そして毎年の保活情報をよく知る、区の職員さんに話を聞くということが重要ということがわかりました。いずれにせよ保活は計画的に…ですね。

 

保活経験をお話してくれたMakiさんは、仕事も育児もがんばる人気インスタグラマーさんでもありますので、気になる人はぜひ見てみてくださいね。

 

大切な子どものためにも、自分のためにも、保活はたいへんだけど大切なイベントでもあります。夏頃から始められるように、今のうちに近所の園などを調べておくとよさそうですね。

― おとずれるたびに、いい発見。EPARK ―

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横山かおり

横山かおり

昼間は子育てに励み、子どもたちが寝たあとで執筆活動をしているフリーのママライター。日常が楽しくなるような情報を発信していけるように模索中。夢はひ孫の顔を見ること。

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