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いざという時のための「日常備蓄」を無駄にしない方法

いざという時のための「日常備蓄」を無駄にしない方法

2017.03.13 | mitomon

大規模な災害が起きた時に備えて、政府や各自治体は各家庭での「日常備蓄」をよびかけています。耳にしたことがある方や、実際始めている方も多いのではないでしょうか?

 

災害発生後、支援物資などが届き始めるまでの最低でも3日、できれば電気が復旧し支援体制が安定するまでの1週間程度は自力で賄えるよう、普段から備えをしておきましょう。

 

関連記事:災害から家族を守るために知っておきたい防災術

 

備蓄の目安

備蓄の目安

 

では実際に、何をどのくらい備えておけばいいのでしょうか? 東京都防災HP 都民の備蓄推進プロジェクトでは、家族4人(夫婦、こども1人、高齢者1人)で常に備蓄しておくべき量として

 

水:飲料水2L×12本
主食:無洗米5㎏、レトルトパックご飯6個、乾麺 1袋(ゆで時間の短い物)、即席めん3個
主菜、副菜:魚や肉の缶詰/野菜や豆の缶詰 各6つ、果物缶1つ、レトルト食品9食分、非加熱で食べられる食品(チーズ、かまぼこ、魚肉ソーセージ、納豆、ハムなど)数種類
その他:野菜ジュース 9本、500mlペットボトル飲料 6本、菓子類 3個、栄養補助食品 3箱、健康飲料粉末 1袋、調味料 各1式

 

としています。簡単な目安としては、飲料水は1人1日3L、お米は1人前75g(1/2合)で人数分、日数分の計算ができます。

 

また、ライフラインが復旧するまでの調理のため、カセットコンロとガスボンベ、IH卓上調理器、電気ポットなども用意しておくことがすすめられます。

 

備蓄は買い置きしておくローリングストック法がおすすめ

先日のtomoniの記事に「買い置き備蓄」とありますが、ローリングストック法も同じことです。日常生活の中に食糧備蓄を取り込む方法の1種で、消費しながら日常的に備蓄をするというもの。

 

普段から少し多めに食材や加工品を買っておき、定期的に消費して、使った分だけ必ず買い足します。この手法で、常に一定量を家庭内にストックでき、賞味期限が切れたり、いざというときにも普段から食べなれた食事に近いものを準備することができます。

 

ポイントは古い物から使う、使ったら必ず補充するという2点だけ。 上記の食品以外にもおすすめの品をご紹介します。

 

・インスタントのスープやみそ汁

・フリーズドライ食品

・ゼリー飲料

・レトルト惣菜

・充填豆腐

・ロングライフ牛乳(常温保存可能品)

・シリアル

・冷凍のパン

・ジャムやはちみつ

・梅干しや漬物

・佃煮、乾物(焼のり、乾燥わかめ、麩など)

・冷凍食品(野菜やお弁当のおかずなど自然解凍で食べられるもの)

・日持ちのする野菜や果物(じゃがいも、玉ねぎ、りんごなど)

 

などがおすすめです。日ごろから意識して買い置きと、定期的な消費を習慣をつけるといいでしょう。

 

日常備蓄のいいところは、無駄にならないことです。ただ、なかなか上手に使えないうちに、いつの間にか賞味期限が切れてしまっていた!なんてことも。

 

「日常備蓄」の普段の調理に使う場合や、実際に非常時に食べる場合のポイントを栄養士のママの観点からご紹介します。

 

非常時に食べるときのポイント

 

普段と違い、非常時の食事はどうしても炭水化物や脂質に栄養が偏りがち。可能な範囲で、主食(炭水化物/エネルギー源)・主菜(たんぱく質)・副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維)を揃えられるよう心がけておきましょう。

 

たとえば、

 

・おにぎり+魚の缶詰+野菜ジュース
・パン+ツナ缶やチーズ+果物
・シリアル+牛乳+ドライフルーツ

 

など。東日本大震災時も、避難所等で野菜や繊維質の食品が多く望まれたそうです。

 

カップめんや即席スープに乾燥わかめやとろろ昆布、フリーズドライの野菜を入れたり、レトルトカレーに大豆水煮缶やコーン缶をプラスしてみるのもいいでしょう。

 

冷凍野菜や日持ちするお惣菜のパックなどは、普段から忙しいときの食事バランスを整えるのにも役立ちますね。

 

賞味期限が迫ってる!そんな時のおすすめアレンジ

 

備蓄を定期的に消費するようにしていても、ついつい賞味期限が迫ってきてしまうこともあります。上手に使おうと思っても、保存用に作られているものは、味が濃かったり使いにくかったりすることも。

 

普段でも食べやすいアレンジをご紹介します。

 

・鯖やサンマなどの魚や焼鳥の缶詰
そのままでは少し味が濃くて飽きやすいものですが、炊き込みご飯や卵とじ、野菜と一緒に煮たり、丼にするのもおすすめです。

・アルファ米やレトルトパックごはん
味や匂いが苦手な方や小さなお子さんもいやがって食が進まないなんて場合も。そんな時はリゾットや雑炊、混ぜご飯などにしてみてください。

・レトルトパックおかず
レトルトカレーやシチューはチーズと共にこんがり焼いてドリアやグラタンに、ハンバーグは市販のデミグラスソースなどで煮込み直すなど、少しだけ手を加えると、おいしくいただけますよ。

 

調理をする時や、スーパーへ買い物へ行く時に「日常備蓄」を少し気にしてみてくださいね。

 
※コメントはいちライターの体験、経験によるものです。

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mitomon

管理栄養士、食生活アドバイザー2級取得。病院栄養士として給食や栄養指導の経験を経た後、現在は3カ月になる男児の子育てに奔走中。栄養士としての経験を活かし、毎日が楽しく、元気になれるような、わかりやすく取り組みやすい食・栄養の情報をお届けできればと思います。

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