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「新米先生に不安」、でも遠ざければよいとは限らない

「新米先生に不安」、でも遠ざければよいとは限らない

2017.01.12 | 河村 都

家族の暮らしを楽しむメディア「tomoni(ともに)」で、伸び伸びとした子育て論が人気の河村都さん。河村さんに相談できるtomoni特別企画「お悩み相談コーナー」へ、今回も投稿をいただきました。

 

小学1年生の男の子のお母さんからの相談です。

 

入学式の際、校長先生より「心配なことや困ったことがあったら気軽に担任に相談してください」というお話があったので、子どもの勉強が心配で何度か担任の先生に相談に行きました。しかし、我が子の担任は2年目の若い女性教師で、的確なアドバイスもなく、経験不足なのか頼りない印象です。先輩ママからは「あの先生は若いから~。経験豊かな先生に担任が代わるといいのにね」と言われ、余計不安な気持ちになりました。子どもに聞くと「先生は走るのが速いんだよ。先生が大好き!」と言います。子どもの声を優先するか、持ち上がりで担任が2年間続かないよう、そしてベテランの先生に代えてもらえるよう教頭先生に相談するか…毎日悩んでいます。

 

親と子ども。必ずしも同じ意見ではない

子ども目線で考える。経験不足の担任に不安を感じたら確認してみること

 

子どもが1年生の時は、初めてのことだらけで親としては何もかもが心配で不安になりますよね。

 

先生に対する考え方や受け止め方はいろいろあるかと思いますので、ほかのお母さんの「噂話」には左右されないでほしいところです。

 

私の個人的な経験としては、若い先生が目を輝かせて頑張っている姿を見るとうれしくなります。そして、先生に対して子どもは親と違った見方をしていることも事実です。

 

私の娘が小学生のある学年の時、担任は親からの評判がとても悪かったのですが、子どもたちは先生が大好きで、大人になった今でも娘は「あの学年が一番楽しかった」と言います。

 

新米教師を育てるくらいの度量を持つ

あなたのお子さんは、一緒に走ってくれる担任の先生が大好きなのですよね。きっと、親には見えない先生のフレッシュな面や目の輝きを感じているからだと思います。

 

「大好きな先生でよかったね」とお子さんの言葉を受け止めてあげてください。

 

そして若い担任の先生に、お子さんのその言葉を伝えてみてください。先生はとてもうれしくなり、その言葉で励まされることでしょう。

 

それだけでも親と先生との距離が少し近づいて、以前よりも話がしやすくなったりします。親側にはそれくらいの心の広さが必要なのではないでしょうか。

 

不安材料を遠ざければよいとは限らない

子ども目線で考える。経験不足の担任に不安を感じたら確認してみること

 

余程の問題がない限り、「担任を代えてほしい」などと言うことは避けるほうがよいと思います。

 

これからの子どもの人生は長いのです。こちらが納得できる人ばかりと出会えるわけではありません。

 

出会った人の「悪い点」を探すことよりも、「良い点」を受け止めていく習慣こそ生きていく上で大切です。

 

その中で、「自分」という存在を見失わず、自分の考えを持つように教えることこそが、親ができる重要な教育ではないでしょうか。

 

子育てのお悩み募集中!
河村都さんがお父さん、お母さんの子育ての悩みに回答してくれる、tomoni投稿企画を実施中。お子さんの成長や性格、勉強のことなど気になることがありましたら、気軽に相談をお寄せください。お待ちしております♪

― おとずれるたびに、いい発見。EPARK ―

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河村 都

河村 都

幼稚園教諭を経て、NHK番組「お母さんといっしょ」の「うごけぼくのえ」コーナーのお姉さんとしてレギュラー出演。その後、一般企業において人材教育など25年間にわたり従事。2007年オフィスカワムラを設立。現在、幼稚園・保育園の教職員セミナー、父母向け講演、「知育遊び」教材開発・教室運営等、幅広く行っている。Office Kawamura

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