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電車の中で子どもにスマホを見せたくなったら…おすすめ対処法

2016.12.28 | 品川裕香

日本小児科医会が、単独で「スマホに子守りをさせないで」と訴えるポスターやリーフレットを、日本医師会と共同で「スマホと子どもに関する提言ポスター」を制作し、HPでアップしているのをご存知ですか?

日本小児科医会ポスター

ここには「テレビやDVD、スマホは2歳までは見せることを控えて」「ムズかる赤ちゃんに、子育てアプリの画面で応えることは赤ちゃんの育ちをゆがめる可能性がある」「スマホやタブレットなどの小さい平面画面を見る時間が長いと、視力の発達を妨げる」などが指摘され、親子で絵本を読んだり、外遊びをすることを推奨しています。

 

よくないとは思いつつスマホで遊ばせている

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一方、玩具メーカーのセガトイズが、2016年10月14~16日に、全国の4~8歳の第1子を持つ、20~49歳の母親800人を対象に「スマホを使用した子育て」に関してのアンケート調査を行った結果が、2016年11月13日の毎日新聞で報道されました。

 

記事によると、「子どもをスマホで遊ばせたことがある」と回答した人が63.7%。遊ばせる人の73.3%が「自分の時間を確保するため」、49.0%が「電車やバス、自家用車での移動中」とのこと。

 

さらに、「スマホで遊ばせたことがある」と答えた母親のうち、「よくないことだと思う」と「ややよくないことだと思う」が合わせて76.3%いました。

 

スマホに頼らざるを得ないことも

実際、先日、出張で国内線に乗ったとき、ぐずる幼児に「フリーWi-Fiを使ってタブレットで動画などを見せればOK」という機内Wi-FiのCMをやっていましたし、電車に乗れば、乳幼児がスマホの画面を見ている場面によく遭遇します。

 

スマホを子どもに使わせるのはよくないとは思う。でも、現実問題としてスマホを使わざるを得ないことがあるのに…。そんな、ママたちの悲鳴が聞こえてくる気がしました。

 

スマホがダメなら、どうしたらいいのでしょうか。

 

ゲームはゲームでも「アナログゲーム」を

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私が提案したいのは「五感に刺激を入れる、アナログゲーム」。たとえば、以下のようなもの。

 

・発見ゲーム…電車や車など風景が見られるなら「赤いものを探そう」「三角のモノを探そう」「あ行の平仮名を探そう」など、探す物を決めて目で追い、発見できた数を競う。

 

・言葉遊びゲーム…「最初の音が●からはじまる言葉を集める」「動物しりとり」など、ルールを決めて言葉を集めるゲームを親子でやる

 

・匂いのする絵本…印刷するインクに匂いを封じ込めているような絵本を読ませる、読んであげる。

 

・触感を楽しめるおもちゃ…「∞プチプチ」「∞エダマメ」(バンダイ)や「やみつき触感 にゃウンド肉球」(エポック社)など、触感を楽しめるおもちゃで遊ばせる

 

・音楽…ヘッドフォンから、音量を下げたクラシック音楽を聞かせる

 

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コツは、いろいろな感覚への刺激を入れるようにすること

 

五感を刺激することは子どもの脳の発達を促し、異なる刺激を入れることで子どもの状態像も変わりやすくなります。

 

ただし、乳幼児が泣くにはそれなりに理由があるので、刺激を入れる前になぜ泣いているのか観察することも忘れずに。

― おとずれるたびに、いい発見。EPARK ―

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品川裕香

品川裕香

教育ジャ-ナリスト・編集者。文部科学省中央教育審議会委員。元内閣教育再生会議委員。出版社で雑誌・書籍の編集に携わった後、独立。教育・医療・社会問題を異文化理解・予防的観点から取材執筆。著書に『いじめない力、いじめられない力 60の〝脱いじめ〟トレーニング付』(岩崎書店)、「『働く』ために必要なこと: 就労不安定にならないために」(筑摩書房)など多数。

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