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子育てジャッジは辛い…我が子がわかる「6つの観測記録」のメリット

子育てジャッジは辛い…我が子がわかる「6つの観測記録」のメリット

2016.11.02 | 品川裕香

最近、「乳幼児健診に行くと落ち込むことばかりだと聞いたから、あまり行きたくない…」というご相談が増えているように感じています。

 

子どもが「できない」ことは親のせい?

我が子のことが分かってくる。6つの観測記録にはメリットがいっぱい

 

理由を聞くと、「保健師さんの指示通りにうちの子はできないかもしれない(もしくは、できない)から」。

 

なかには「うちの子は家ではできるけど、緊張しやすいタイプだから人前でできるとは限らない。それなのに、その瞬間だけを切り取って何がわかるの?」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、一方で「できないってことは私の育て方が悪いと責められている気がして…」とおっしゃる方も少なくありません。

 

そういう方々は、検診に携わる側の表情や姿勢、声の感じなどから、ダメ出しされたと感じるようです。

 

説明するまでもなく、「検診は子どもの成長発達のために何が必要かを観る場」であってママの育て方をジャッジ(批判)する場ではないのですが…。

 

定点観測記録をつける

こういった状況に少しでも対処するためには、「子どもの状態の記録を毎日つける」といいでしょう。記録するのは6つ。

 

1、子どもの体重・身長
2、食べたモノ(三食・おやつなど)
3、排便(便の状態・回数)
4、睡眠(寝た時間・起きた時間)
5、遊び(遊んだ時間・内容)
6、その他

 

1~6までそれぞれ時間や内容などを記録します。これだけでもかなりの情報になります。

 

事実と意見はわけて記録する

我が子のことが分かってくる。6つの観測記録にはメリットがいっぱい

 

次に1から5を書くのに慣れてきたら、6その他のところに、印象や感想などの個人の意見や気づいたこと、発見したことなどを書きます。

 

たとえば、「今日は泣いている時間がいつもより長い気がする」「今日はいつもよりご機嫌だ」などでもいいですし、「今日はお箸をいつもより上手に使えた」「今日はいつもより塗り絵が上手に塗れた」などでもOKです。

 

「いつもより~だ」は観察者の意見。これも大事な情報になります。

 

ポイントは1~5は「具体的な事実だけを淡々と書く」ことで、6は私見(印象や感想など)だけを書くこと。つまり、事実と意見をわけて記録することなんです。

 

こういった記録は専用のノートに書いてもいいですし、スマホなどの予定表に書き込んでも、毎晩寝る前自分宛にメールして記録を残すでもいいです。

 

そういった記録を、検診の時などに持参するといいでしょう。

 

ちなみに我が子を定点観測して記録しておくのは、これまで紹介した子どもの異変等に気づくときの手助けにもなるのでおすすめです。

― おとずれるたびに、いい発見。EPARK ―

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品川裕香

品川裕香

教育ジャ-ナリスト・編集者。文部科学省中央教育審議会委員。元内閣教育再生会議委員。出版社で雑誌・書籍の編集に携わった後、独立。教育・医療・社会問題を異文化理解・予防的観点から取材執筆。著書に『いじめない力、いじめられない力 60の〝脱いじめ〟トレーニング付』(岩崎書店)、「『働く』ために必要なこと: 就労不安定にならないために」(筑摩書房)など多数。

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