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ことことゆっくり。家族の集まりにも役立つ大皿料理「大豆と豚肉の作り置きシチュー」

ことことゆっくり。家族の集まりにも役立つ大皿料理「大豆と豚肉の作り置きシチュー」

2015.11.30 | 石澤 清美

素足が踏む目覚めの床の冷たさに、冬を感じた朝。二十四節気の大雪もあと数日。

 

冬といえば、ストーブの上で煮豆の鍋がおいしそうに小さく揺れていた懐かしい風景。

 

あのストーブはもうありませんが、ことことが無性に恋しくなるのもこの頃です。

 

大豆と豚肉の作り置きシチュー

■ 材料(作りやすい分量)

乾燥大豆1袋/300g
豚かたまり肉(モモ・ロース・肩ロースなど)/400~600g
玉ねぎ大1個/200g
しめじ大1パック/150g
にんにく/1かけ 
好みでハーブ・スパイス/ローリエ1枚 ローズマリー1枝 粒胡椒5粒など
<調味料A>塩・薄口醤油 各小さじ1、胡椒 少々

 

■ 手順

1、 大豆は水6カップ(1200ml)に浸して戻します。ふっくら戻すには4時間以上必要ですが、煮る時間がうまく取れそうにない時は、鍋ごと冷蔵庫におけば煮るのは2日後でも大丈夫です。

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2、 玉ねぎ、にんにくはみじん切りに、しめじは1cm程に刻んで1に加えてざっと混ぜ、かたまり肉をとぽん。好みでハーブ・スパイスを散らし、火にかけます。煮立ったら弱火にしてあくをひき、蓋を5mm程ずらしてのせ、ことこと…。

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3、 40~50分後、大豆を一粒食べて硬さを確認。好みの硬さならAで調味しますが。もう一息、と感じたらさらに10~15分煮てからどうぞ。

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Aを入れた後、再び10分煮たら完成。時間に余裕があれば、蓋を完全に閉じて1時間程休ませると、味がじんわりなじみます。

 

乾燥豆は時間がかかり、面倒なイメージがありますが、戻す、煮る、いずれもほおっておくだけなので案外手間いらず

 

豆の真ん中でゆっくり加熱された豚肉は、箸でホロリと崩れ、驚くほどジューシーな柔らかさ。

 

大豆と豚肉が互いの旨味を引き立て、深みを醸し、薄味で満足できる味を作り上げてくれます。

 

明日へのおすすめの食べ方を少々

冷蔵庫で4~5日保存できますので、温め直していただくだけでおいしいのですが、我が家では初日は豚肉をとりだしてスライスし、汁を切った豆類を少し盛り合わせます。

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さらにブロッコリーやカボチャなどの蒸し野菜を添えれば華やかな大皿料理が完成します。

 

翌日、残っているたっぷりの煮汁と豆などの具をとりわけ、カットトマトの水煮1缶を加えて温めます。

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塩・胡椒・チリパウダーで味を調えれば、ふうふう、うふふっ、とおいしいトマトスープの出来上がり。

 

さらにその翌日には牛乳とカレー粉でチャウダー。最後に残った具は卵や牛蒡のサラダに加え。と、味をかえ、姿をかえて食卓に並びます。

 

最後の一粒までおいしい、ことことの作り置き。寒い日に是非どうぞ。

― おとずれるたびに、いい発見。EPARK ―

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石澤 清美

石澤 清美

料理研究家 国際中医師 国際中医薬膳師 NTI認定栄養コンサルタント。広く食養生を学び「毎日の食事で身体を調える」ことの大切さを伝えるべく活動中。料理、保存食、パン、菓子など、家庭で作りやすいレシピを書籍、雑誌、テレビ等様々な媒体で提案。著書多数。少人数制の料理、パン、菓子、薬膳教室を主催。KIYOMI's FOOD ATELIER

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